履歴書は手書きがいいのか? パソコンで作成した方がいいのか?

履歴書は手書きが安全 その理由とは

数ヶ月から、場合によっては1年以上をかけて転職活動を行うにあたってめんどくさいのが履歴書を書くことです。

 

履歴書を手書きで書くのは面倒

何枚も、ときには何十枚も履歴書を書くのはおそろしく手間暇がかかります。

 

鉛筆で書くことは非常識だと言われています。
修正ペンを使うのは非常識だと言われています。
だから、ボールペンで書き、書き損じた場合は最初から書き直す必要があります。

 

馬鹿馬鹿しいから、パソコンで作成してもいいんじゃないか、効率的じゃないか、と思われるでしょう。
私も、腕試しで受けた企業(面接慣れするため)には、パソコンで作成した履歴書だけではなく、コピーした履歴書を送ったりしていました。
しかし、大抵の場合は、面接にさえこぎつけられませんでした。

 

思えば無駄なことをしたものです。
なぜなら、採用選考の場の雰囲気を知っているからです。

 

自分が採用側となった時に知った、微妙な雰囲気

私は前職で、採用担当をしていたことがあります。
役員の前で履歴書を見せながら面接で感じたことを説明していました。

 

その経験からはっきりと言いましょう。
履歴書は、手書きが安全です。
どちらかで迷っているようならば、あるいは行きたい企業があるならば、履歴書は手書きすることを強くお勧めします。

 

選考の打ち合わせの再現

採用に関する会議で、いったいどのような会話が繰り広げられたのか。
思い出す範囲で再現してみます。

役員「この人、履歴書をパソコンで作ってるが、常識ないんじゃないの」

私「(何が常識なんだろうと思いながら)若い人の間ではパソコンを使うのが当たり前ですから」

役員「パソコン使えるのは当たり前よ。でも、手書きで書くのが一般常識。我々は、そこで事務処理能力とか、字が綺麗かどうかとか、判断材料を手に入れるのに、それを隠そうとされるようにおもえるんだけど。自分にITのスキルがあるとアピールしたいのは資格欄に書けばいい話でしょ」

私「まあ、そうですね」

役員「この人は、お客さんへの詫び状もパソコンで打って出そうとするんじゃないの?」

これ、以前にある社員がそういうミスをして、客から、
「オレをなめているのか?」
と逆に怒られたことを思い出してのセリフ。

 

役員はその時の怒りが収まらない様子で、

役員「人間手書きじゃないと伝わらないものというのがあるんだよ。その機微が、この人わかってないよね。そんな奴を選んでもしょうがない」

とおっしゃり、不採用となりました。

 

無視できない50代の声

この役員は当時50代前半。
今の50代、60代はインターネットに若い頃接していないため、いまでも心のどこかに、ITへの苦手意識や嫌悪感がある人、多いです。
その感情を無視はできないです。

 

人間の感情、好き嫌いは合理的ではありません。
会社にとって有能な人物を入社させるのが1番合理的であるとしても。
役員から書類選考の段階で嫌われる人間が入社できることはありません。

 

書類選考は、積極的選択と、消去法の二通りで決められます。
消去法に引っかかるような真似をする必要は、ないかと。

 

PC作成履歴書や汚い文字の応募者に非常識な人物が多いという経験則

とはいえ私にとっては、上記の役員の反応がとても不本位でしたし、ばかばかしいと思っていました。
当初は。

 

ところが採用に関わり始めて数年経って、見方が変わっていきました。
手書きの履歴書ではなくワープロ作成の履歴書を送ってきた応募者に、高確率で地雷源な人が多いことが分かってきたからです。

  • 面接の質問に身をくねらせながら答える人。
  • 私服にイヤリングをつけて面接に臨む人。
  • 面接の途中で、「やる気が御社に感じられないので帰ります」と話を切り上げて帰ってしまう人
  • 遅刻をする人。
  • 間前職で懲戒免職だったことを隠していた人。

これ、ワープロで作成した履歴書を送ってきた人たちで思い出す限りの人たちです。

 

それ以外にもたくさんの問題求職者がいましたが、その人達の履歴書の多くは、文字が汚かったです。
文字の汚さを隠すために、ワープロで履歴書を書いたのかな、と想像することもありました。

 

以上の経験から、私も考えが変わってきました。
今の私がもしも会社を経営していて採用する立場になったとしたら。
同じ能力の応募者がいた場合、迷わず手書きで履歴書を書いてきた人間を採用します。

 

社歴が若い企業か、そうでないかで対応を変えよ

もっとも、以前IT企業の社長が、
「いまどき履歴書を手書きで送るバカがいる」
と発言していたのを覚えています。

 

そうかもしれません。

 

IT企業では手書きの文化を否定している人たちが多いはず。
その人達にとってみれば、くだらないことに労力をかける人間は能力がないとみなされる可能性が高いでしょう。
よって、あなたがどの会社に入りたいのかによって対応を変える必要があります。

 

若い企業では、かつて採用担当し始めたばかりの私のようにパソコンで文章を作るのは当たり前。
逆に手書きにこだわることこそ時代遅れだと思う人が多いのかもしれません。
過去の社長の発言をTwitterで追って、社風を探る、という努力が必要と思われます。

 

とはいえ、10年以上の営業を続けているIT企業だったら、手書き履歴書という理由だけで落とすような雑な選考はしないと思われますが。

 

迷ったら、手書きを選択

一般的には手書きの履歴書を送る方が相手に好印象。
どちらかでまよったならば、手書き一択です。

転職するなら転職エージェントに相談できるところへ

具体的な話として、転職をどのように進めていけば良いのでしょうか。
オススメするのは、転職のプロにまず相談することです。
そのためには、まず転職サイトの中で、転職エージェントを利用できるところに登録したほうがいいでしょう。

 

人材紹介業社の社員で転職希望者を直接担当する社員は「転職エージェント」「キャリアコンサルタント」などと呼ばれます。
(このサイトでは「転職エージェント」という言葉を使います)

 

転職エージェントに相談できるのとできないのとでは大違いです。
自分一人で抱え込むよりも、専門家に相談したほうが良いということは、転職が楽になったのは転職エージェントを利用してからという記事で詳しく解説しています。

 

大手の転職サイトに登録するべし

さて、どこか一つに登録するとすれば、
「大手に登録すること」
をオススメしています。

 

その理由は、
1.大手の方が紹介できる案件を豊富に持っているから。
2.いい加減なところに当たるリスクを避けられるから。
3.中小の素晴らしい転職エージェントとの比較材料になるから。
の3つの理由があるからです。

 

紹介してくれる転職先は、圧倒的に大手の転職エージェントに情報が集まります。
これはどうしようもない格差です。

 

また、小さな転職斡旋業者の中には、非常に悪質なところがときおり混じっていることもあります。
大手の転職エージェントには、そこまで悪質なものはないため、悪質業者と比較することにも使えます。

 

もちろん、大手に比べたデメリットを埋め合わせるために、小さい転職斡旋業のエージェントの方が、熱心に活動してくれるというメリットもあります。

 

転職斡旋業者は、地域差もありますし、転職エージェント一人ひとりの質にも大きく左右されます。
だから、中小企業の転職エージェントのほうが、あなたにあっている可能性も高いのです。

 

ただ、その良さを確認するためにも、まずはスタンダードなところに登録することがベスト。

 

転職エージェントが良かったDODA

そして、大手の中でどこか一つを選べ、と言われたとしたら、私は間違いなくDODAを選びます。
転職はDODA

 

たまたま担当の方が言い方だっただけかもしれませんが。

 

私がお世話になったのは、インテリジェンス時代からいらっしゃる古株の転職エージェント。
大変大柄で、一見、迫力のある強面の人物。

 

ところが情のある方で、私の輝かしくない経歴に無駄な時間を使わず、むしろ私がキャリアアップをする上での考え方について興味を持っていただき、最初の面接では一時間近く私の話を聞くことに時間を費やしてくれました。

 

たまたまその日が暇だったのかもしれませんが、
「これまでのキャリアではなく、あなたがこれからどう生きていきたいのか、が重要なんですよ」
とおっしゃっていただいたのが、とても印象に残っています。

 

その方のアドバイスのお陰で、私はいい転職ができました。

 

また、彼から紹介していただいたDODAの求人に関しても、待遇の良いものが多い、という印象を受けました。

 

履歴書の書き方なども丁寧に教えていただきましたし、転職活動中の力の抜き方などもアドバイスしてもらえました。

 

DODAの運営母体は「パーソルキャリア」

ちなみに「DODA」は、もともと「an」を発行していた学生援護会が発行した転職情報誌が元ですが、そのあと運営母体に変わったインテリジェンスは「パーソルキャリア」と名前を変えました。

 

よって、DODAもパーソルキャリアが運営していますが、紙媒体としての「DODA」は2009年に休刊、今は転職エージェントによって転職相談や転職支援を利用できる転職サイトonlyとなったようです。

 

最近、スティーブ・ウォズニアックや86歳の現役モデルであるカルメン・デロリフィチェを起用した「はたらいて、笑おう。」というオシャレな広告が、テレビでバンバン流れています。

 

DODA自体も新しく生まれ変わろうとしているこの時期、転職サポートに一段と力を入れていること間違いなし。
新しい場所へ飛び立とうとしているあなたも、新生DODAと一緒に羽ばたけるのではないかな、と思います。
転職はDODA

 

DODAへの登録方法

上記サイトのDODAの登録方法についてご案内します。
まず、公式サイトDODAエージェントサービスにアクセス、
そのあと「エージェントサービスに申し込む(無料)」をクリックして現れる会員登録画面に、まずは氏名など基本情報を登録して、会員登録を済ませてください。

 

そして、必ず「エージェントサービスに登録」をしてください。
そうでなければ転職エージェントに相談ができません。

 

自分一人でまずやろう、は馬鹿やろう

ここでご注意。
転職に不慣れなひと、キャリアに自信がない人ほど、まずは自分一人で頑張ろうと思いがち。
プロに頼むのは、転職にある程度慣れてから、と思って、相談することをめんどくさがり、そして無駄な時間を費やしてしまう。
なかには転職のプロに相談しないまま、適当なところで妥協して、後で悔やむひとも多いようです。

 

それ、無駄なので辞めてください。
時間は有限です。
最初からプロの力を利用してください。

 

もちろん、DODA側の条件と折り合いがつかずに、転職エージェントの力を利用できない場合もあるでしょう。
その場合は、あきらめなければなりませんが、そうでない限り、積極的に転職エージェントの力を利用されたほうがよいでしょう。

 

転職サイトはDODA

 

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