営業というスキルがなくならない理由

最近、20代後半の方から相談を受けた時に、
「ネットがこれほど発達したら、営業という仕事はいらなくなるんじゃないですか?」
と質問をされました。

 

それに対して、こう答えました。
「今までと同じ形では生き残れないかもしれない。でも、なくなることはない」
と。

 

求められる技術はたしかに変わる

電卓を叩くことから、Excelを動かすようになった経理のように。
新聞やテレのチェックから、ネット上の評判を確認するようになった広報のように。
時代と共に、必要な技術は変わりますが、営業という職種が無くなることはないよ、と。

 

しかし、同じような疑問を持つ方は、多いようです。
「AI技術が発達したら、客の嗜好をコンピューターが読み取るから、営業マンは必要でなくなる」
「スマホで買い物するのに、店員なんていらなくなる」
とか。

 

果たしてそうでしょうか?
30代、畑違いの部署から営業部門へ転職することを考える人に向けて、応援する記事を書こうと思います。

 

人との関わりは、人間の根本欲求

人間には様々な欲望があります。その欲望を、アメリカの心理学者であるアブラハム・マズローが、5段階の階層で理論化しました。

  1. 生理的欲求
  2. 安全の欲求
  3. 社会的欲求
  4. 承認の欲求
  5. 自己実現の欲求

数が少ないほど、基本的で、それが満たされると、次の欲求に移る、と言われています。

 

1は簡単で、食欲や睡眠欲など、生物としての基本的な欲求。
2は、身の安全の確保です。

 

問題は3と4です。

 

生理的欲求が満たされ、身の安全が確保されても、それだけでは人間は満足できません。
人間、寂しがり屋で、何らかの共同体に属したい、愛されたい、という社会的欲求が現れます。

 

社会的欲求が満たされたら、その社会の中で認めれたい、という欲求が生まれます。
社会的欲求も承認欲求も、本能的なものなのです。
それを人からなくすことは出来ません。

 

社会的欲求+承認欲求=コミュニケーションを求める欲求

誰かとふれあいたい、関わっていたい、という欲求。
それは、他人とのコミュニケーションを望む欲求です。

 

コミュニケーションを取りたい、という欲求が人々からなくならない以上、それを満たす仕事が無くなることはありません。

 

コミュニケーションを与える仕事として、頭に浮かぶのはどのようなものでしょうか?
水商売とかがすぐに浮かびます。
アルコール代と引き換えに、一時の会話を提供するのが水商売。

 

コミュニケーションを売買する、と言われて思い浮かべるのは、一般的にはその類の商売かもしれません。

 

売買は立派なコミュニケーションの手段

しかし、もっと身近なものがあります。
それは、お店で商品を購入する、という行為です。

 

商品を売買する、ということは、もっとも簡単に他人と関わり、コミュニケーションを取る方法です。
欲しいものがあり、おカネがあれば、店員に声をかけ、商品を受け取ることができます。
商品が高額であればあるほど、店員は手厚くお客様にかかわろうとするでしょう。

 

そのコミュニケーション、今後はもっと重要となってくるでしょう。

 

クレーマーに多い高齢者

理由は、高齢化社会の進展です。

 

老人がコミュニケーションを求めてくる
若い頃は、他人とコミュニケーションを取る機会が多いのです。
なぜなら、若い、というだけで他人は魅力を感じるからです。

 

10代や20代の若者が、その特権にうとすぎます。
そして、30代を超えてから、ようやく、自分がその特権を失いつつあることに気づきます。

 

私、トラブルの対応に関わってきましたが、トラブルがあったと電話してくるお客様に、高齢者が多いこと!
その中には、どう考えても、私達と話したいから、電話をしてくる顧客が大勢いました。

 

仕事上では、周囲に気を使ってめったなことは言えない。
スナックに行くほど余裕があるわけではない。

 

でも、誰かと話をしたい。
かといって、社会的環境が異なれば、友人も一人減り、二人減り、普段話す相手がいなくなる。
そして、日常行為である購買にしがみつき、クレームという形で発散をする……。

 

高齢化が、生身の営業担当者を求める

まあ、これはネガティブな例ですが、高齢化社会になればなるほど、老人がコミュニケーションの機会を大切にする一例です。

 

とはいえ、もっとも大切なのは価格が安いこと、だと思われるかもしれません。
オンライン上で求められることは、安さ。
だったら、コスト削減の技術などで、価格の安さを競うことの方が大切。
営業に力を入れるよりも、開発に力を注ぐ時代にこれからはなるのじゃないの? と。

 

たしかに、オンラインならば、安い商品を買えるかもしれません。
しかし、情報が行き渡れば、同じ商品は同じ値段になっていくもの。
商品開発スパンの寿命は、もっともっと短くなります。
価格だけで客にアピールすることは、逆にこれからの時代、難しくなります。

 

そうなると、人は、売買窓口の好き嫌いで、買うかどうかを選ぶようになります。
値段が同じならば、購買に、より快適なコミュニケーションを求めるようになるでしょう。

 

そして、顧客に老人が増えれば増えるほど、生身の人間とのコミュニケーションを求めるようになるでしょう。
信頼できる窓口=営業担当者の好みで、商品の売れ行きが変わっていくでしょう。
営業という仕事、お客様に喜ばせることで、他社よりも自社を選んでもらう仕事が、なくなることはないのです。

 

ネットの声に惑わされてはダメ

他人との関わりがすべて面倒くさい、という人はネットにあふれています。
だから、インターネット上の言動は、他人と関わらなくてもいい、ネット上ですべて取引が完結できる方がいい、という意見に傾きがちです。

 

しかし、ノイジーマイノリティー(声の大きな少数者)の声に惑わされる必要はありません。
「俺達の声が大きい。だから営業は必要でなくなる」
という未来予測は、希望に基づくものであるので、そこまで重要視しなくてもいいのではないでしょうか。

転職するなら転職エージェントに相談できるところへ

具体的な話として、転職をどのように進めていけば良いのでしょうか。
オススメするのは、転職のプロにまず相談することです。
そのためには、まず転職サイトの中で、転職エージェントを利用できるところに登録したほうがいいでしょう。

 

人材紹介業社の社員で転職希望者を直接担当する社員は「転職エージェント」「キャリアコンサルタント」などと呼ばれます。
(このサイトでは「転職エージェント」という言葉を使います)

 

転職エージェントに相談できるのとできないのとでは大違いです。
自分一人で抱え込むよりも、専門家に相談したほうが良いということは、転職が楽になったのは転職エージェントを利用してからという記事で詳しく解説しています。

 

大手の転職サイトに登録するべし

さて、どこか一つに登録するとすれば、
「大手に登録すること」
をオススメしています。

 

その理由は、
1.大手の方が紹介できる案件を豊富に持っているから。
2.いい加減なところに当たるリスクを避けられるから。
3.中小の素晴らしい転職エージェントとの比較材料になるから。
の3つの理由があるからです。

 

紹介してくれる転職先は、圧倒的に大手の転職エージェントに情報が集まります。
これはどうしようもない格差です。

 

また、小さな転職斡旋業者の中には、非常に悪質なところがときおり混じっていることもあります。
大手の転職エージェントには、そこまで悪質なものはないため、悪質業者と比較することにも使えます。

 

もちろん、大手に比べたデメリットを埋め合わせるために、小さい転職斡旋業のエージェントの方が、熱心に活動してくれるというメリットもあります。

 

転職斡旋業者は、地域差もありますし、転職エージェント一人ひとりの質にも大きく左右されます。
だから、中小企業の転職エージェントのほうが、あなたにあっている可能性も高いのです。

 

ただ、その良さを確認するためにも、まずはスタンダードなところに登録することがベスト。

 

転職エージェントが良かったDODA

そして、大手の中でどこか一つを選べ、と言われたとしたら、私は間違いなくDODAを選びます。
転職はDODA

 

たまたま担当の方が言い方だっただけかもしれませんが。

 

私がお世話になったのは、インテリジェンス時代からいらっしゃる古株の転職エージェント。
大変大柄で、一見、迫力のある強面の人物。

 

ところが情のある方で、私の輝かしくない経歴に無駄な時間を使わず、むしろ私がキャリアアップをする上での考え方について興味を持っていただき、最初の面接では一時間近く私の話を聞くことに時間を費やしてくれました。

 

たまたまその日が暇だったのかもしれませんが、
「これまでのキャリアではなく、あなたがこれからどう生きていきたいのか、が重要なんですよ」
とおっしゃっていただいたのが、とても印象に残っています。

 

その方のアドバイスのお陰で、私はいい転職ができました。

 

また、彼から紹介していただいたDODAの求人に関しても、待遇の良いものが多い、という印象を受けました。

 

履歴書の書き方なども丁寧に教えていただきましたし、転職活動中の力の抜き方などもアドバイスしてもらえました。

 

DODAの運営母体は「パーソルキャリア」

ちなみに「DODA」は、もともと「an」を発行していた学生援護会が発行した転職情報誌が元ですが、そのあと運営母体に変わったインテリジェンスは「パーソルキャリア」と名前を変えました。

 

よって、DODAもパーソルキャリアが運営していますが、紙媒体としての「DODA」は2009年に休刊、今は転職エージェントによって転職相談や転職支援を利用できる転職サイトonlyとなったようです。

 

最近、スティーブ・ウォズニアックや86歳の現役モデルであるカルメン・デロリフィチェを起用した「はたらいて、笑おう。」というオシャレな広告が、テレビでバンバン流れています。

 

DODA自体も新しく生まれ変わろうとしているこの時期、転職サポートに一段と力を入れていること間違いなし。
新しい場所へ飛び立とうとしているあなたも、新生DODAと一緒に羽ばたけるのではないかな、と思います。

 

DODAへの登録方法

上記サイトのDODAの登録方法についてご案内します。
まず、公式サイトDODAエージェントサービスにアクセス、
そのあと「エージェントサービスに申し込む(無料)」をクリックして現れる会員登録画面に、まずは氏名など基本情報を登録して、会員登録を済ませてください。

 

そして、必ず「エージェントサービスに登録」をしてください。
そうでなければ転職エージェントに相談ができません。

 

自分一人でまずやろう、は馬鹿やろう

ここでご注意。
転職に不慣れなひと、キャリアに自信がない人ほど、まずは自分一人で頑張ろうと思いがち。
プロに頼むのは、転職にある程度慣れてから、と思って、相談することをめんどくさがり、そして無駄な時間を費やしてしまう。
なかには転職のプロに相談しないまま、適当なところで妥協して、後で悔やむひとも多いようです。

 

それ、無駄なので辞めてください。
時間は有限です。
最初からプロの力を利用してください。

 

もちろん、DODA側の条件と折り合いがつかずに、転職エージェントの力を利用できない場合もあるでしょう。
その場合は、あきらめなければなりませんが、そうでない限り、積極的に転職エージェントの力を利用されたほうがよいでしょう。

 

転職はDODA

 

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