転職をする理由を書き出し、リスト化して、優先順位をつけていますか?

自分の価値観を知ることが、よりよい転職先を見つけるための第一歩

20代ならば、社会は知らないことばかりだったかもしれません。
しかし30代ともなれば、社会がどういうものなのか、ある程度分かっているはず。

 

そして、自分がどういう人間なのかも、分かってくるのが30代。
社会が自分に与える環境と、自分の価値観をすり合わせていくことが、よい転職先を選ぶためには不可欠です。

 

転職の理由は1つではない

だいたい、転職をしたいと考える場合、理由がたった一つ、ということはあまりありません。
数多くの不満が、ココロの中に渦巻いているもの。
多くの理由があって、転職という一大決心につながるのが一般的です。

 

ところが、それらがゴチャゴチャだと、選択肢を目の前にして、立ちすくみます。
事前に決めておかなければ、急に突きつけられた転職先を前にして、冷静な判断ができないもの。

 

事前準備が無駄を防ぐ

この会社は給料が高いけれども将来性はないとか。
この会社は働きやすそうだが人間関係がどうもギクシャクしているみたいだとか。

 

色々なパラメーター(変数)のどれを選べばいいのか、迷う前に、優先順位を決めておいたほうがいいです。
事前準備をしていれば、無駄な時間を費やしません。

 

ご参考までに、私が優先付けした時に書き上げたリストの順位は、以下の通りでした。

 

1.給料

何よりも、私は自分の給料が低いことにずっと不満でした。

  1. 色んなことやりたい。
  2. 将来に不安を残したくない。
  3. 保険をもっといいものをかけたい。
  4. 子供が生まれたらもっといい環境で子育てしたい。
  5. 妻をもっと色んな所に連れて行ってあげたい。

様々な願いが、給料が低いためにあきらめざるを得ませんでした。
恥ずかしいのであまり書きたくありませんでしたが、実は、給料への不満が転職をもっとも後押しした理由です。

 

2.働き甲斐

次に大切だと考えたのが、やりがい、働き甲斐でした。
前職では、仕事をしていて喜びがありませんでした。

 

もっと楽しい仕事がしたい。
将来がもっと広がるような仕事をしたい。
この気持ちを大切にしよう、と思ったことが、二番目に大切な転職の条件でした。

 

3.人間関係

次に大切だと考えてのは人間関係です。
人間関係を最優先事項と考える人もいるかもしれませんが、人間関係は学習できるもの。

 

前職で人間関係に悩んだものの、新しい環境では新しい行動をしようと思っていたので、たぶん、環境を変えれば解決できるだろうと楽観していました。
上長などに相談して解決してもらえる職場であれば、そこにあまり重きを置かなくてもいいだろう、という予測は的中。
今の職場では、頻繁に配置換えもあり、合わない人間がいたとしても、それほど悩む必要はありませんでした。

 

4.時間的余裕

健康のためにも、余裕は大切。
残業があまりに多いところでは、体を壊します。
今の会社では、21時には必ず夜飯を食べられるので、満足しています。

 

ただ、なかにはそれすらも嫌がる人がいるかもしれません。
特に妻が、早く帰ってきて家事を手伝ってほしい、と強く欲求する場合もあるでしょう。
私の場合、妻があまりうるさくなく、むしろ給料をもっと稼いできてほしい、と望む方。
仕事自体は楽しいので、多少の残業に全然ストレスを感じません。

 

5.家庭の事情

求職者の中にはそれを一番大切だと考える人も増えているようです。
例えば親の介護が必要だとか、子供の送り迎えは絶対に自分がしなければいけないとか、農業の手伝いをしなきゃいけないとか。

 

日本の経済環境が年々厳しくなっていいます。
これからも、誰かが他の家族の面倒を見なければいけないという家庭は増えるでしょう。

 

私の場合、幸いにもその必要はありませんでしたが。
ただ、妻のために休日出勤はしたくないな、という欲求がありました。
今の職場は週休二日が確実に取れるので助かっています。

 

6.ステップアップ

転職をステップアップの機会、と考え、一時的な仮宿と考えている人もいるはずです。
私は、今の職場でできれば定年まで勤めたいと考えているので、その条件とは無縁でした。

 

ただ、今後はステップアップの場としてふさわしいかどうかを、転職先の判断基準とする人も増えていくでしょう。
技術の習得ができるような職場が、その場合はいいのではないでしょうか。

 

自分の中で優先順位を決めて、書き出して、その上で転職活動を続けると、無駄に迷うことがなくなります。
そして、転職活動を続けていくうちに価値観は変わるもの(私も変わりました)。

 

そのときはじゃんじゃん優先順位を変え、別の条件を書き足していってください。
だんだんと、何を目的として生きているのかが見えてくるでしょう。
それは、自分自身の成長であり、転職活動にともなう嬉しい副産物でもあります。


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